公開前の宣伝も地味で、いつの間にか公開が始まっていて、間もなく終えてしまう作品だが、これがなかなか面白い。
最初からテンポよく進む展開に思わず引きずり込まれてしまい、畳み掛けるようなミステリー・サスペンスにはまってしまう。
映画全体にちりばめられているスタイリッシュな雰囲気もGood!
ブルース・ウィリスは派手なアクションは見せないが、冷徹な雰囲気が見る者をゾッとさせる。
ジョシュ・ハートネットの演技は人間味が感じられ、ルーシー・リューも今回初めてかわいいと感じた。
ハードボイルドなスタイリッシュ・サスペンスと呼べるなかなかの快作である。
ちなみに原題は「ラッキーナンバー・スレブン」だが、邦題の「ラッキーナンバー7」と同様にどちらもピンと来ない題名だ。