カテゴリ:映画( 438 )

2013年 03月 25日
クラウド アトラス ★★★☆☆
e0088513_22405962.jpg6つの物語が並行して語られる時空を超えた壮大な叙事詩である。

何代にも渡る生まれ変わりを通じて人間とは何かを問うていて、数多くのテーマが難解なパズルのように織り込まれた物語になっている。

ただ、全て生まれ変わりの物語かと思いきや、単純に前のエピソードの30年後だったりしてつながりを理解するのに一瞬戸惑う。

その上、単に重要なセリフをその俳優に言わせたいがために生まれ変わりとは違う役をやらせていたりするもんだから分かり難いことこの上ない。

特殊メークで主要な役者に何役も演じさせているのでそれが誰だか見極めるのも、彼の前世はどんなだったかなどと思い出すのが余計に難しくなるだけで疲れるのは厄介だった。

物語が切り替わるときに二つのエピソードにまたがって何度となく重要なテーマが語られるが、そのテーマ自体は示唆と含蓄に富んでいて、物語に別の奥行きを与えている。

しかしながら、テーマをセリフでそのまま説明しているだけというのはあまりにも安直で興ざめだ。

「強い信念をもつ者にとって物事の塀を超えることは容易である。」

「弱い者の肉を強いものが食らう」

「言葉や行動が時代を超える魂を形作る」

「いのちは自分のものではない、子宮から墓場まで人は他者とつながる過去も現在もすべての罪が、あらゆる善意が、未来をつくる。」

映画の中では、ほうき星の形のアザを持つキーパーソンたちが信念を持ち、運命を変えていく力を持った人間として描かれている。

その一方、彼らのすぐ傍らには世代を超えて常に同じ運命をたどる人間も対照的に登場しており、時代を超えて同じ信念で生きることも、自ら戦って大きな流れを変えることも、そのどちらを選ぶことも人間は出来ると言っている。

6つの物語が同時に盛り上がりを見せてくれたりすると見ている側としても非常に感激したと思うのだが、今一つ盛り上がりきらない場面が繰り返されて何とも欲求不満が残る展開だった。

壮大な哲学的・宗教的なテーマが、数多くの言葉とシークエンスで語られるので、映画を見ているときにはついていくだけで精いっぱいだが、鑑賞後に振り返ると非常に含蓄に満ちた物語に何度となく思いをめぐらさずにはいられなくなる。



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by center_otu | 2013-03-25 22:44 | 映画
2013年 03月 21日
オズ はじまりの戦い ★★☆☆☆
e0088513_22263184.jpgサム・ライミ作品ということで、凡庸な映画にはならないだろうという期待を抱いて見に行った。

ところが、結果的にはどちらかというと凡庸な出来だった。

ティム・バートンの「フランケンウィニー」もそうだったが、毒々しい映像テイストはディズニーでは強制的に和らげてしまうのだろうか。

サム・ライミ作品はゾッとする絵を挿入しつつ、メリハリの利いたコントラストが印象的なことが多いが、マイルドになってサム・ライミらしさが出ていなかった。

それとやはり、脚本がひどかった。

ラスト近くの盛り上げなければならないところの展開が、期待できる前振りをことごとくつぶして進めていくなど、ありえない有様だ。

これって、編集でおかしなことをしたのかなあ。

あと、スノーホワイトのシャーリーズ・セロンのように、主人公側の魔女より悪い魔女の方がきれいというのは最近のトレンドなんだろうか。

主人公側には今売れている旬の女優を、悪役にはベテランの美人女優をという最近はやりの配役は、逆だといかにもという感じで新鮮さがなく、面白みに欠けるからねと納得できるのだけれど、要は、時代が正統派美人を求めているわけではないということですな。

サム・ライミ作品には必ず出ているブルース・キャンベルを今回も出ていたはずなのに見つけることが出来なかったのは残念だった。

これってホントにサム・ライミの作品?
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by center_otu | 2013-03-21 00:01 | 映画
2013年 03月 13日
ジャンゴ 繋がれざる者 ★★★*☆
e0088513_22292843.jpg今回のタランティーノは西部劇。

彼の好きそうな西部劇といえばやはりマカロニ・ウエスタンだろうか。

だったら「夕日のガンマン」あたりかななどと考えつつ見てきた。

映画は冒頭の奴隷商人の行軍からタランティーノ節全開。

ドイツ人の元歯科医シュルツと黒人奴隷ジャンゴがコンビを組むところまで有無を言わせず一気に進む。

クリストフ・ヴァルツ演じるシュルツはどちらかというと物事をスマートにこなす切れ者賞金稼ぎ。

そして、ジェイミー・フォックス演じるジャンゴは内に闘志を燃やし、教養こそないものの物覚えが早く、シュルツによって賞金稼ぎの才能を開花させる。

また、ジャンゴとシュルツのコンビの敵役としてサミュエル・ジャクソンとディカプリオのコンビは強烈だ。

いかにも曲者といったサミュエルは悪徳奴隷商人カルビン・キャンディを幼いころから知る執事で、ジャンゴたちの痛いところを見事に突いていく。

その憎らしい演技はサミュエルの真骨頂といったところ。

その時その時の感情の表現が際立っていたディカプリオも、すごくよかった。

妻を奪われ、奴隷として売買されたジャンゴが自由を得て、さらに自分の足で歩んでいく手段を獲得したジャンゴのブチ切れ具合がすさまじく、また、それが見ている方にも快感だ。

文字通り一度全てを失ったジャンゴにしてみれば、その自分の境遇に対する恨みはすさまじかっただろう。

馬に乗り、他の黒人奴隷をニガーと呼んで口汚く彼らを扱う自分を演技だと言うが、それまでに自分が味わった屈辱からすれば、それは演技でもなく、それまでのイライラに対する本心が表れていることは明らかだ。

おそらくジャンゴ自身はその時代の奴隷制度云々など理解していないのかもしれないが、そこが奴隷制度に立脚した南北戦争直前の時代のアメリカであることが、自由に制限をかけられたジャンゴのむしゃくしゃした感情をかえって際立たせており、ラストの大爆発は典型的なカタストロフィーになっている。

自由を奪われるということに対する拒絶感は、きっと現代の「自由」好きのアメリカ人も強烈に共感を感じることであって、多くの支持を集めたことは想像に難くない。

映画冒頭から最後までいかにもタランティーノらしい作品だった。


アカデミー賞脚本賞、助演男優賞受賞。
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by center_otu | 2013-03-13 22:32 | 映画
2013年 03月 05日
フライト ★★★*☆
e0088513_19401813.jpgパイロットのウィップは、機体の故障により急降下を始めたジェット旅客機を常人にはありえない技術で操縦し、最悪のケースを避けて不時着させる。

事故直後には事故を最悪のケースから救ったその神業から、マスコミから英雄的な扱いを受け称賛されるが、彼の素性は、家庭生活を
崩壊させ、アルコール中毒で薬物依存症にまで身を落とした人間だった。

さすがに、この事故をきっかけに家の全ての酒をシンクに流し込み、禁酒を試みるが、結局失敗して酒におぼれてしまう。

止めようとしても止められない必死の葛藤が嫌というほど見る者にも伝わってくる。

自分のことをアルコール中毒とは認めることができず、酒を飲むために嘘をつき続けてきた人生だったが、それまでの人生と正面から向き合う苦悩をデンゼル・ワシントンは見事に演じた。

映画では、事故は神の意志によるものだとも言っていたが、その時点では、事故に遭遇した人々のそれまでの人生の歩み方によるものだという意味で軽く考えていた。

飛行機が胴体着陸する寸前には、集会を行っていた教会の尖塔を破壊し、事故後の救出は教会の人たちによって行われる。

病院の階段でたばこを吸いながら会話するがん患者はこの世で起きる出来事の偶然性と必然性を説く。

同乗していた副操縦士は熱心なキリスト教徒であり、事故で大怪我をしたことも神の祝福であるという。

ドラマの根底には宗教的な、キリスト教的な価値観がちりばめられており、ラストのウィップの人生の決断に対して大きな伏線になっていたように思う。

彼の決断は、かつて親密な関係にあった同僚に罪をなすりつけることに対して良心の呵責があったためであろうが、何よりも神の御前で懺悔するものこそ救われるといった宗教的な意味合いを強く感じた。
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by center_otu | 2013-03-05 19:40 | 映画
2013年 03月 02日
二郎は鮨の夢を見る ★★★*☆
e0088513_20224120.jpg銀座にある寿司の名店「すきやばし次郎」の店主である、87歳の小野二郎の世界にアメリカ人監督によって迫ったドキュメンタリ映画。

「すきやばし次郎」は、ミシュランが東京の飲食店を対象にして刊行されて以来、5年間途切れることなく三つ星を獲得している。

寿司はシンプルを突き詰めるとピュアになると小野二郎は言うが、映画もまた、この寿司職人の世界をシンプルにその奥深さを描いて見せる。

客の前で握る寿司職人こそがその寿司の出来の全てを左右するものだと思いがちだが、小野二郎の手元に食材が来るときには、既に95%寿司は出来ていると言う言葉に目から鱗が落ちる思いだった。

小野二郎のあくなき探究心と途切れることない向上心こそが、すべての原動力であり、食材の選別、仕込みのそれぞれの段階でその道を究めることを望み、スタッフには「職人さん」になることを求める。

スタッフ側もそれに応えようと奮闘する。

早ければその日のうちに逃げ出す者もいるという厳しい寿司職人の世界だが、最高のものを作るための仕組みを何十年もかけて作ったからこそ、最高の寿司が出されることに今更ながら感心させられる。

独りの職人が寿司をにぎるだけで簡単に至高の寿司が生まれるわけではないのだ。

最高のものを何年にもわたって作り続けれる仕組みを作り、維持しているという功績こそ、小野二郎の称賛される所以である。

ミシュランの調査員が来た時に寿司を握って出したのは小野二郎ではなく、長男の禎一であったことがそれを如実に語っている。
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by center_otu | 2013-03-02 21:01 | 映画
2013年 03月 02日
遺体 明日への十日間 ★★★☆☆
e0088513_2347335.jpg石井光太のルポルタージュ「遺体 震災、津波の果てに」を原作にした映画。

東日本大震災直後の岩手県釜石市で、およそ2か月に渡って開設されていた遺体安置所を舞台としたドラマである。

大震災の直後はインフラは言うまでもなく、食糧品をはじめ、生活物資までも逼迫した状態だった。

そうした極限の状況の下で次から次へと運びこまれる遺体を確認し、家族に引き渡す作業はいかに精神的、肉体的に重労働であったかは想像に難くない。

遺体を管理するのが仕事である市職員がその扱いに戸惑う一方で、ボランティアの人間が遺体に敬意を払って丁寧に扱うのもこの突然の大量の死の前では致し方のないことだ。

2年前には散々マスコミの報道で見た世界ではあるが、今更ながらに胸を押しつぶされるような思いがする。

遺体と家族の再会の場面はその人の人生に再び明かりをともす瞬間でもあり感動的であるが、最愛の家族を送り出すにあたっても十分に慈しむことができないというもどかしさには耐えきれなくなる。

普段は宗教的なことにはあまり興味がわかないが、一人の僧侶が遺体の前で唱えたお経を聞いたときどこか救われた感じがしたのは、自分も日本人だからだろうか。
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by center_otu | 2013-03-02 00:37 | 映画
2013年 03月 01日
世界にひとつのプレイブック ★★★☆☆
e0088513_23104344.jpg妻の浮気のせいで躁鬱病を発症したパットと夫を事故で無くしたために精神を病んでしまったティファニーの二人が人生を再生しようと必死でもがいていくドラマ。

二人とも演技はあまりにもリアルで自分としては全く笑えなかった。

精神を病んでしまった人たちは本人たちは自分がおかしいということは分かっていながらも改めることが出来ず、非常に苦しい思いをしている。

そうとはわかっていながらも自分本位で社会性を欠いた行動は見ていて苛立ちを覚えずにはいられなかった。

二人の精神的な不安定さは画面に微妙な緊張感を与え、見るものの意識をとらえて離さない。

しかしながら、苦しむ主人公であってもそれを開放したり、心情的にどこか理解できる部分があれば感情移入も容易だったはずなのだが、彼らに対しては理解を示すことはできなかった。

自分は主人公の二人の危うさには引き付けられるのだが、彼らをうまく理解することが出来ず、上っ面をなでるだけだったのが残念だった。

魅力的なはずの二人のキャラだが近づき切れない、行動にはイラつくが意識をそらすこともできない。

絶妙な関係性が尾を引く不思議な作品だったように思う。


アカデミー賞作品賞他6部門ノミネート、主演女優賞ジェニファー・ローレンス受賞
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by center_otu | 2013-03-01 23:37 | 映画
2013年 02月 27日
ダイ・ハード/ラスト・デイ ★★★☆☆
e0088513_22434065.jpgただひたすらどっかんどっかんやり続ける、何も考えずに見れる娯楽映画。

シリーズ初期の作品のように伏線を張ったり、どんでん返しを用意したりすることもない。

これなら別に、「ダイハード」でなくてもよかったじゃん。というツッコミもどこからか聞こえてきそう。

運転している車が横転して止まっても着ている服すら汚さず無傷で出てくるジョン・マクレーンは新たなコミック・ヒーローのよう。

ジョン・マクレーンと言えば、屈強な男にしこたまブン殴られたり、満身創痍の体で壮絶な戦いを挑む姿がリアルだったが、本作では表情こそ歪めるものの、もう不死身なのだ。

窓の外も見ずに窓ガラスに飛び込み、建築の足場を破りながらビルの下へと落ち、かすり傷程度で動き続ける。

それが一度ならず、二度三度と繰り返されるともう、明らかに「運の悪い男」ではなく、世界一運のいい男と言わざるを得ない。

特に、前半のカーアクションはド派手で見応えあり。

これでもかと次から次へと考えうるあらゆるパターンのカーアクションを見せてくれる。

その後のアクションも車が人間に代わっただけだと考えて同じノリで見ればいいのだ。

頭を空っぽにすれば、この映画にノれて楽しめるはず。
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by center_otu | 2013-02-27 22:44 | 映画
2013年 02月 18日
ゼロ・ダーク・サーティ ★★★☆☆
e0088513_22432942.jpgビンラディンを殺害したという報道が行われた後、ほどなくしてホワイトハウスの前は群衆で埋め尽くされ、歓喜に沸いた。
それを当時、TVで見ていた私は、人を殺して大勢で喜びの声を上げるアメリカ人を目の当たりにして、その野蛮さに幻滅したのを覚えている。

しかしながら、裏を返せば9.11はアメリカ人にそれだけ大きなトラウマを負わせたともいえる。

映画はビンラディン殺害直後に報道された内容と大きく変わっている部分はほとんどなく、ストーリー上の目新しさはない。

いうなれば、ドキュメンタリというより再現フィルムであるが、一番驚いたのはビンラディン急襲作戦の決定プロセスのいい加減なところである。

屋敷発見以後、いたずらに時間が何か月も過ぎていったのは伝わってきたが、作戦決行の判断の根拠に触れられていないのは全くの拍子抜けであり、愕然とした。

結局、この作戦は見切り発車だったのか。

映画の中でも急襲作戦の際には突撃部隊は屋敷で子供以外の大人を片っ端から射殺しまくる。

成人男性に対しては一発のみならず、とどめの銃弾をさらに打ち込んで絶命させている。

政府はあれやこれやと検討を重ねていたが、結局はビンラディンがその屋敷にいるという確証がないまま作戦を実行に移すという大博打を打ったというのは、現象だけを見ると復讐の狂気に狂った国が他の国で証拠のないまま人殺しをしたということだ。


約10年の歳月を対ビンラディン作戦のために捧げたマヤは、重要人物への拷問、仲間の自爆テロによる殺害といった経験をしていく中で知ってか知らずか自分自身、復讐の連鎖の中に深く組み込まれていく。

9.11に端を発するテロ事件を時系列に描くことで、マヤのみならず、それに関わる人々の変容をも浮かび上がらせていく手法はすばらしい。

何年にもわたって執拗に特定の重要人物を追い続けていくあたり、本来いかに忍耐強く地道な作業を積み上げていかなくてはならない仕事か、また、いかにそれが難しい仕事であるかがよくわかる。

ただ、ラストの彼女の涙はけしてこの長い戦いを終えたという安堵や達成感によるものではないだろう。

自分のやったことは、底なし沼のような永遠に続く復讐の連鎖に自分も足を突っ込んだ行為であり、互いに人を殺し合うことに対する深い虚無感によるものではなかったろうか。

どこにいくのか?と問われて何も答えられなかったのは、底なし沼の奥底の暗闇だけしか見えなかったからだ。

本作品の位置付けは、うがった見方をすれば、アメリカは9.11により痛手を負ったが、その首謀者に対して制裁を行い、アメリカ人の負ったトラウマに対する報復はきちんとなされたのだと声高々に宣言するものであり、それを永遠に記録に残すための映画であって、世界に知らしめるためのアカデミー賞ノミネートと思えてくる。

ノミネートという実績が残れば、簡単に忘れ去られることもなく、ことある度に人々の注目を浴びることになるだろう。

アメリカは勝利したという記念碑を残したかったのかもしれないが、忘れられない憎悪の記念碑をイスラム側に残したということにならずに憎悪の連鎖が続かなければいいと思う。
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by center_otu | 2013-02-18 22:48 | 映画
2013年 02月 12日
脳男 ★★☆☆☆
e0088513_21424372.jpg「脳男」という設定は非常に興味深かった。

脳男は、エンドルフィンを過剰分泌するため痛みを感じず、また、感情が生まれつき欠落している一方、超人的な記憶力を誇る。

大富豪の祖父により、通常の人なら感情を通じて自然と身につく日常生活の所作を教育でその記憶力を使って身に着けさせられたのみならず、殺人の技術まで植えつけられ、正義の判断に赴くまま行動する「ロボット」として仕立てあげられる・・・

生田斗真はこの特異なキャラクターを見事に演じきって見せている。

でも、よかったのはここまで。

江口洋介の刑事はTVドラマでよく見かけるような男だし、松雪泰子の精神科医も陳腐でセリフ回しがアナウンサーのよう。

そして何よりも演出がショボイ。

冒頭の舌を切る猟奇シーンは薄っぺらく、それに続くバスの爆破もなぜ出口のないバス後方に子供が真っ黒になって歩いているのか。

脳男は手錠をかけられたまますれ違いざまに数人の警官を倒し、標的とする男の眼を素手でつぶすが、こんな凶悪な男をその事件の直後に再び数人の平服の警察だけで護送するなんてふつうないだろう。

皆殺しにされるぞ。

本来なら観客を映画の世界に引きずり込むべき最初の30分で、私の心はこの映画から離脱済みだった。

ダメ押しでクライマックスに脳男が何度も車で轢かれるシーンの音楽センスのなさには愕然とした。

アイデアはいいけど、映画としては今一つ、二つと言われるような日本映画によくある駄作群のひとつ。

スタッフの人たちは最近の洋画も見てるんだよねぇ?

日本映画界の時間を15年ほど巻き戻されたような錯覚に陥った。
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by center_otu | 2013-02-12 00:15 | 映画