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2011年 04月 30日
八日目の蝉 ★★★☆☆
e0088513_2234022.jpg原作は読まずに映画を見た。

最後は何の因縁か、育ての母と同じ境遇になってしまうのに、父親のキャラが今ひとつ立っていないと言うのは少し拍子抜けでもある。

徹底した女性視点もいいが、それもコントラスト次第でもっと効果的になると思うのだけど。

母親が入れ替わるなんてことは、絶対元に戻すことが出来ない傷を負うことであり、どんなことをしてもまぎらわすことの出来ない十字架である。

そこに至る経緯を作った男どもは付加逆な不幸なのだからもうどうでもよいと割り切ってしまっているからだろうか、この映画に登場する男どもは影が薄く、どこか滑稽な存在でしか描かれていない。

永作博美の演じるシークエンスは彼女の苦悩がひしひしと伝わってくるのだが、それに対して井上真央の部分が今ひとつ響かないのは男性陣の描き方にも一因がなかろうかなどと考えるのは私だけ?

井上真央ちゃん頑張っているのは画面から嫌が応にも伝わってくるんだけどねぇ。
 
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by center_otu | 2011-04-30 22:34 | 映画
2011年 04月 27日
キラー・インサイド・ミー ★★☆☆☆
e0088513_21194739.jpg感情移入の出来ない主人公。

これはこれでありなのかもしれないが、好きか嫌いかと言えば、自分はこの手の映画は嫌いなのだ。

異常者による殺人事件の映画は他にいくらでもあるのだが、殺人者が本作のように普通そうでありながら、実は全くの異常者となってくるとこちらは引いてしまって、映画自体に入り込めない。

一見、丁寧に犯人の心情を描いているようかにも見えるが、その異常性を浮かび上がらせるだけで、同情や理解を求めるものではない。

最後の種明かしも、それによる犯人の焦りも上滑り。警察官側の勝ち誇ったような感情すら今ひとつ伝わらずで終わってしまった。

サスペンスのような危うさや盛り上がりもないのは、作品自体は別の趣向を目指しているからかもしれないが、自分としては残念な感じが残るだけだった。
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by center_otu | 2011-04-27 21:19 | 映画
2011年 04月 25日
塔の上のラプンツェル 3D<日本語吹替版> ★★★★☆
e0088513_22262532.jpg公開から少し時間が経ってしまったが、吹替え版を見に行った。

予告編では、ラプンツェルの現代のアメリカ人の女の子っぽい表情の作り方に変な違和感を感じていたが、本編を見るとそんなに気になるほどのことでもない。

すごくディズニーっぽい良作に仕上がっている。

一部には、ディズニー作品の中で最高峰という声もあるようだが、それも納得できる出来だ。

3Dを意識したカメラワークも秀逸。

彩り鮮やかな幻想的なシーンは、ディズニー・アニメの真骨頂と言えるだろう。

夢を追い続け、それをかなえる少女の興奮と不安が見事に描かれていて、見る者を引き付けずにはおれない。
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by center_otu | 2011-04-25 22:26 | 映画
2011年 04月 17日
ザ・ライト ~エクソシストの真実~ ★★*☆☆
e0088513_16275586.jpg今や古典として君臨する「エクソシスト」をさしおいて、今更これを焼きなおすことはしないだろうと踏んで見に行った。

ところが、実話を基にしていると言う触れ込みだが、テーマ自体があまり現代的でないので、素直に映像化するとどうしても既視感のある絵の連続になってしまっている。

特に現実的でもない、いわゆるキリスト教もののホラー映画となんら大きな違いは感じられなかった。

この映画のもっとも大きなテーマだったと思うのだが、精神病との違いに明確な定義を提示をせず、観客を納得させずに物語を展開しているところはいただけない。

目新しさはなく、こちらの認識を改めさせてくれるようなこともないままだったのは残念。

結局のところ、すべてアンソニー・ホプキンスだのみの映画。彼のアイドル映画みたいになっている。
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by center_otu | 2011-04-17 16:24 | 映画
2011年 04月 10日
ザ・ファイター ★★★☆☆
e0088513_225151.jpgこの映画は、ストーリーがどうのこうの言う前にクリスチャン・ベールの映画ですな。

抜歯までして役作りに挑んだと言うその役どころは鬼気迫るものがある。

彼が演じたロクデナシの兄貴はあまりにもリアルすぎて、そのロクデナシ加減に見ている方もついイラついてくるほど。

マーク・ウォールバーグは主役ながら、完全にクリスチャン・ベール喰われてしまっている。

それどころか、とにかく何もかも本作ではクリスチャン・ベールに喰われていると感じたのは自分だけだろうか。

ただ、この辺のアンバランスさは自分としてはチトいただけない感じ。

エイミー・アダムスはディズニー映画ではかわいらしいお姫様を演じていたが、本作ではぶよぶよのおなかを丸出しにして体当たりで威勢のいいおネエちゃんになっています。



クリスチャン・ベールがアカデミー賞助演男優賞、メリッサ・レオがアカデミー賞助演女優賞受賞。
 
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by center_otu | 2011-04-10 21:52 | 映画
2011年 04月 10日
トゥルー・グリット ★★★★☆
e0088513_2244766.jpg父親を殺された女の子がトゥルー・グリット(本物の勇者)を雇って復讐を誓う物語。

60年代にジョン・ウェインが主演した映画をコーエン兄弟がリメイクした作品。

コーエン兄弟は映像作家と言うべきその手腕をこの映画でも如何なく発揮している。

ちょっとしたアングルや画面構成に彼ららしさが効いていてしびれてしまう。

川面から出てくる馬上の少女、遠距離射撃に倒れこむ馬などは一度見たら忘れられない絵のようなショットだ。

登場人物は皆、強烈なキャラで作品に強烈なパワーを吹き込んでいて、見る者を圧倒する。

アカデミー賞作品賞をはじめ10部門にノミネートされながら、無冠に終わったのは非常に残念なところ。

 
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by center_otu | 2011-04-10 21:51 | 映画
2011年 04月 10日
太平洋の奇跡 -フォックスと呼ばれた男 ★★☆☆☆
e0088513_21574152.jpg日本人なら絶対見ておくべき映画だと某映画評論家が絶賛していたので見に行きました。

このストーリーはなんかどこかで見たことがある気がするのですが、ドラマ化でもされていたのでしょうか。

若い人たちなら見ておいてもいいのかもしれないですが、チャラいアメリカ兵をはじめ、演出の薄さが引っかかります。

サイパンでの追い詰められた日本兵たちの苦しみも今ひとつ重みを感じられなかったのは残念。

当時の日本人の精神とアメリカ兵の精神の違いなんかはクリント・イーストウッド作品のほうがリアリティをもって伝わってきていたと思います。

所詮、テレビ局の作った映画ということでしょうか。

日本人の作った映画なのだから、当時の日本人に対する畏敬と感謝の感じられる、冒頭のような日本人の精神性や行動をもっと強烈に再認識させてくれる映画であってほしかったです。

 
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by center_otu | 2011-04-10 21:50 | 映画
2011年 04月 10日
英国王のスピーチ ★★★☆☆
e0088513_2241657.jpgなんか、凄くふつーです。普通の映画。

アカデミー賞と言われてもなんかピンと来ない。

そんなに予算がかかっているとも思えないし、豪華キャスト言うわけでもない。

じみーな映画。

ストーリー展開はありきたりで、クライマックスに対ドイツ宣戦布告を持ってくるというのも想定の範囲内。ミニシアターで公開されていても違和感なし。

でも、ふつうのヘレナ・ボナム・カーターも結構よかったと再認識。

コリン・ファースも国王と言う立場だからこその悩みと苛立ちがひしひしと伝わってくる。


本年度アカデミー賞作品賞、監督賞、主演男優賞受賞。 
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by center_otu | 2011-04-10 21:49 | 映画