ここ2、3年の内に急激に発展を遂げているインドを背景に繰り広げられる光と闇のドラマ。
躍動するカメラワークが必死で生きる主人公たちと今のインドをこれでもかと映し出す。
主人公の子供たちの無邪気で一生懸命な表情が心に焼きつく。
物語の骨格は使い古されたものかもしれないが、フラッシュバックの多用と展開のうまさから映画の世界に引きずり込まれてしまう。
これぞ映画だと嬉しくなる作品。
映画冒頭の4択問題がなかなか利いている。
アカデミー賞8部門受賞作品。
このポスターの4択問題もいいね。
「失われた愛を探し出すのに必要なものは?」
A. お金 B. 運 C. 知性 D. 運命