前作が今ひとつだった自分にとってはなかなか楽しめた。
スリルのようなものは今ひとつ味わえず、どちらかというと冗長な感じもするが、これでもかと色んなエピソードを詰め込み、一気に見せる最近の風潮とは異なり、落ち着いて楽しめた。
今回ゲストのアル・パチーノはさすがの貫禄。彼が出てくると画面が締まる。
ちょっとしたしぐさも深みがあっていい。
エレン・バーキンは大作映画は久しぶりだが、このおばさん、存在感があるなあ。
映画の中では日本を意識したところが多かったし、今回ジョージ・クルーニーが宣伝のために来日したりって何かあるんだろうか。
前作がアメリカで不評だったので今回は日本マーケットに期待しているとか。