ニコラス・ケイジ、ジュリアン・ムーア、ジェシカ・ビール、さらにピーター・フォークまで出演している映画だが、何でこんな映画に出たんだろうと思うくらいストーリーが破綻している。
緊急を要する事件で何を悠長に超能力者を探しているのか。
見ていてジュリアン・ムーアが可愛そうだった。
2分先の未来が言えるという設定もどんどん変わるし、脱力感いっぱいのあのラストはいったい何?
一般大衆向けの娯楽映画なんて緻密な設定は二の次で、ノリで押し切ってしまった方がいいとレニー・ハーリンが言ったそうだが、そんなのは10年以上前の話。
注目すべき目新しさもないし、これじゃ、納得しない観客も大勢いることだろう。
ニコラス・ケイジの作品ならはずれが少ないと考えられたのはもう過去の話ということだね。